vivo daily standソムリエのワインブログ

東京23区内で展開するバルチェーンvivo daily standのソムリエ資格保有者による、ワインの紹介、ソムリエ対策に関するブログです。

カテゴリ:ソムリエ試験対策 > その他の国

342CF0F1-F658-4BEF-8708-7C6DF25F3952
【ENIRA /エニーラ】BULGARIA/ブルガリア 
Marsanne/マルサンヌ(50%)Roussanne/ルーサンヌ(26%)Viognier/ヴィオニエ(24%)
G500(550)/B3000(3300)

エニーラ:話題のブルガリアワインを手がけたのはサンテミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBである、ラ・モンドットやシャトー・カノン・ラ・ ガフリエールを始めデギュイユ、ペイロー等を所有する欧州一の名門ハプスブルク家の末裔ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵がボルドーにおけるワイン造りと同様の哲学をもって、ブルガリアで手掛けたワインがエニーラです。

vivoではおなじみで高評価のワインシリーズ ”エニーラ”の登場です!

ブルガリア、ボルドーの冠ではない ローヌ系の品種を主に使用したこのワイン
味わいは
エニーラ赤の濃厚な味わいとは違い、樽をかけずにステンレスタンク熟成でクリーンな味わいに仕上げた(酸素の関与が割と少なく、果実由来の熟成感と酸がバランスよく感じます。)軽やかでスルスルと飲める白ワインです。

マルサンヌの南国系のフルーツの香、ルーサンヌの濃度を感じさせる果汁、しっかりとしたボディと芳香のヴィオニエ、
全てを総称するとしっかりめな飲みごたえあるイメージですが、優しいプレスでクリアな果汁と低温での発酵での雑味ない仕上がり
一粒一粒の熟度に応じて、コストのかかる手摘みもやはりクリアで優しい味わいにつながっていると思います。

それぞれの個性をきれいにブレンドしていて最後まで”エニーラ”を体感できるワインです。

vivoのデリに合わせるもよし、エニーラだけでもよい時間が過ごせると思います。

手間暇とハイクオリティが感じられるブルガリア

各店にて展開中です。



松尾












果実味もしっかりあり、酸のストラクチャー、しかし重すぎない、エニーラにはお肉、お魚、野菜料理、全てにあわせやすいワインではないでしょうか 蔓延防止の昨今、家で料理は引き続きの私ですが、 そんなエニーラにはハーブや香辛料を効かせたローストなど、あいそうだなと思い 今日はマクロのカマをしっかりと香辛料を効かせてローストしてみました。 0DC6C45E-EDF0-4FEE-AC8B-302F6F372710
血合いをしっかりと取り除き、本来なら薬味的な感じで、クレソンやルコラ、ディルなどを添えるとマグロ本来の味わいと旨味と相乗できると思います。 しかし、家なので、ありものでマリネ エルブドプロヴァンス(タイム、ローズマリー、セージ、バジルなどが主体)にイタリアンパセリ、ニンニクなどで下味をつけて、カブやじゃがいもと一緒にローストしました。 AED49FF4-9CE5-47B0-8AAF-E1AF32DF51E5
かなりボリューミーです、、 近所の魚が美味しいスーパーにこのカマが売っていて、 年甲斐もなく、食べてみようと、 スパイスやハーブを効かせても、やはりマグロ! 旨味と脂はとても濃く レモン、バルサミコも仕上げに、ピンクペッパーも柔らかく爽やかにしてくれます。 ガシガシと解体して、とりわけても、この光沢 美味しくないわけがないですね D8A8D362-5920-47FC-A4F3-096A791B34B7
濃厚なマグロ、加熱して柔らかく、ふっくらとした食感と味わいに、ストラクチャーと綺麗な酸、果実味の程よいボリュームのエニーラ、あいますね! vivoでも現在ご提供中の【豚バラ肉とあめ色玉ねぎのビネガー煮込み】シェリービネガーの特有の酸味と豚バラの旨味、綺麗に、美味しくしてくれると思います。 DCD6DCF5-43F5-449A-A532-6C359BDDCC2D
是非お試しを! それでは

ヴィラブリッジ
VILLA BRICI/ヴィラ ブリッチ】
Slovenia/スロヴェニア Rebula/レブラ G500(550)/ B3000(3300)

隠れ銘醸地!小さなワイン大国スロヴェニアからスッキリとした辛口ワインのご紹介です。
イタリアの隣国に位置する国でアドリア海に面する、四国ほどの小国で、ワイン造りの歴史は非常に長く、紀元前400年頃で現在も高品質のワインを生み出しています。スロヴェニアのワイン法はドイツ、イタリア、フランスよりも厳格とされ、 ”Slovenia”ワインに対する愛の強さを体感できるワインです。

また、レブラという品種、隣国イタリア、
フリウリではリボラジャッラと呼ばれる白ぶどう品種。この品種はニュートラルで、早飲みのフレッシュタイプですが、オレンジワインや樽を使った長熟タイプなど様々な顔を持っています。栽培地域はブルダの丘から南のヴィパーバ谷にかけてと、僅かにオーストリア国境辺りと限られています。
今回のヴィラブリッジは早飲みタイプ、スッキリとした白い花の香や柑橘系(レモンやグレープフルーツ)や少し果実の熟成感がでていて、洋ナシや白桃などのボリューム感とやさしさ、ミネラルも感じます。
全体を締める酸味はスッキリとしたアフターにつながります。

このレブラはいろんなデリとあわせやすく、キャロットラぺや小エビのタブレなどの魚介や野菜料理など、柑橘のニュアンスを合わせるものでも、いまだと、ズワイガニのキッシュもミネラルやスッキリとした酸からのニュアンスが効いてきて、柔らかいおいしさが増して、酸が食事の余韻をきれいにしてくれます。

サラミや動物性の脂ともこのワインは好相性でぜひお試しいただきたい組み合わせでもあります。

少し珍しいスロヴェニア、お店で見かけられたらぜひご賞味を。



松尾

↑このページのトップヘ