vivo daily standソムリエのワインブログ

東京23区内で展開するバルチェーンvivo daily standのソムリエ資格保有者による、ワインの紹介、ソムリエ対策に関するブログです。

カテゴリ:ソムリエ試験対策 > スペイン

こんにちは

今回もスペインのお話の続きです。

地中海沿岸カタルーニャから南下したところに
・バレンシア
があります。広範囲にわたるD.Oで沢山の異なる地元品種が栽培されています。
赤はモナストレル、白はメルセゲラが多く栽培されています。
地元の酒精強化の甘口ワイン モスカデル デ バレンシア (マスカット オブ アレキサンドリア)も有名

・フミーリャ ・イエクラ 
バレンシアの内陸 気温は高温で乾燥 地元品種モナストレル が有名
リーズナブルで若く、果実風味が豊かなスタイルのワインが産出されます。

・ラ マンチャ
スペイン最大のD.O
アイレンが広く栽培されている。
ニュートラルで新鮮な白ワインが有名。
現在、輸出市場向けの低価格赤と白を産出していて、畑は国際品種や、テンプラニーリョにシフトしている。
また、パゴスの流行を作り出した場所でもあり
単一畑限定ワイン ビノス デ パゴ(Vinos de Pago)の原産地呼称の大半もこの地域で、高級から低価格まで様々なワインが造られている。

ラ マンチャのすぐ南に
・バルデべーニャス
が位置し高い評価の産地で、アイレン主体が最も多く、赤ではテンプラニーリョ(ここではセンシベルと呼ばれる)が主体で他国際品種とのブレンド、果実風味豊かでオーク熟成で凝縮感あるものも生産されている。

・ナバラ
リオハ北、東から、ピレネー山脈の丘陵までの地域
リオハににた気候で、リオハの南に位置するリオハバハ地域と隣接した地区で、テンプラニーリョが主体、西のピレネー側になるとより冷涼で雨が多くなる。
国際品種も最近では多くなり、手頃で早飲みのホーベン(Joven)から最高品質のグランレセルバまで幅が広い
またガルナッチャからロゼワインも造られていて、酸度が高く、糖度が低い果実味豊かなものが造られています。

今回のマンスリーこのナバラのテンプラニーリョを採用しています。

Sardasol/サラダソル G500(550)B3000(3300)
スペイン テンプラニーリョ

黒い果実や甘草、スパイスのニュアンスのある豊かな香り。きめ細やかなタンニンと果実の濃厚さ、果実の凝縮感あり程よい熟成も感じられます。

土壌:石灰質を含む粘土質、砂利質土壌 でしっかりゆっくりと果実が熟す土壌、また、多めの雨も砂利質が綺麗に流し、程よい石灰、粘土質が保湿性と栄養をあたえてくれます。
恵まれた環境下でのテンプラニーリョは酸と糖度のバランスよく、豊かなボディと風味が表現されています。
熟成もクリアンサと呼ばれる熟成期間表記で アメリカンオーク樽で12ヶ月熟成 オーク由来の柔らかさとスパイス感はこの価格ではありえないと思う程上質です。

芯のあるクリアンサ、お値打ちです。

きっと皆さんがお好きな味わいかと、

vivo各店にて順次販売です。

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スペインは長年にわたるワインの生産の歴史があります。
そのワインが国際市場で注目されるようになったのは比較的最近の事です。
樽熟成される伝統的な赤ワインから果実風味の強い現代的な白ワインなど様々なスタイルが造られています。
また各地でスペイン原産のブドウ品種も栽培されていて、高い称賛を得ています

スペインは大きく3つの気候区分ができ
北部、北西部 大西洋の気候に支配され、温和な海洋性気候 降水量が多い地域
東部沿岸 北部のカタルーニャから南レバンテまでの温暖な地中海性気候
中央部 大高原 メセタセントラルとよばれ 周りを取り囲む山脈により海洋からの影響を遮断
冬は氷点下、夏は非常に高温、非常に限られた降水量と多様な地域があります。

それに応じてブドウも多様な品種、ワインも様々なスタイルで生産されています。

主な生産地域は
まず、vivoでもよく採用されるワインが多い
・リオハ
 この地域の主要都市ログローニョを中心にカンタブリア山脈
真ん中をエブロ川が流れ、高い地域では標高800mという場所でもブドウが栽培されています。
・カリニエナ ・カラタユ
 この地域はエブロ川南側に面していて温暖な大陸性で降水量少なく、ガルナッチャ(グルナッシュ)が有名、またオールドヴァインと呼ばれるより強く、しっかりとした骨格を持つワインを作り出す品質の高いワインも有名です。

・カタルーニャ
 北東部の一角、バルセロナ南方に産地が集中、沿岸部の平野とすぐ西方の丘陵地帯と多様な地域があります。
この地方、全体を包括するD.Oが存在し様々な地区のワインをブレンドできかなりの量を生産できるワインレイクとも称される地域、
また、発泡性ワインCAVAの生産が盛んな地域でもあります。

・ペネデス
バルセロナすぐ南西、カタルーニャの中に位置し地中海沿岸から丘陵地帯で様々な地域があり、白は
カバの原料を中心に標高高い場所ではシャルドネやソービニオンブラン、アロマティックなゲヴェルツトラミネールなどを生産
黒ブドウはメルローや、カベルネソーヴィニオン、スペインと言えばのテンプラニーリョ(ここではウル デ リュブレと呼ばれています)ピノノワールなどが栽培されています。

・プリオラート
バルセロナから海岸を南下、タラゴナの内陸に位置し丘陵地帯、夏は暑く乾燥し、年間降水量は非常に少ない地域、ここは果実の成熟が遅いガルナッチャやカリニエラの古木から採れる複雑で強烈なワインを作り出している高級産地

・リベラ デル ドゥエロ ・トロ
中央山塊メセタに位置し、最も標高の高い部分に畑が築かれている、標高は約850m、この標高ゆえに昼夜の気温差があり、ブドウは新鮮な果実味を持ちつつ、酸味も保持でき、クオリティの高いものを作り出している、
リベラ デル デュエロのD.Oは赤とロゼのみでテンプラニーリョが主体


・トロもフルボディの赤が有名


・ルエダ
リベラ デル ドゥエロとトロの間に位置、白ワインに重点をおいたD.O
ベルデホ、ソービニオンブランが有名

・北西部 リアスバイシャス
大西洋沿岸、 温和でじめじめした気候 腐敗病などの病気もリスクとしてあり、高い棚仕立て
(パーゴラ)を採用、空気の循環が良くなり病害から守っている、
また、この地域ではアルバリーニョと呼ばれる、自然の酸が高く、熟した有核果実の風味で高品質の白ワインが有名です。

このアルバリーニョを現在マンスリーワインとして採用しています。
  
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CORAL DO MAR /コーラル ド マール G500(550)B3000(3300)
スペイン/アルバリーニョ

緑がかった輝かしいイエローゴールドを呈し、フレッシュな白桃やネクタリンなどの核果を思わせる芳醇なアロマが感じられる。
新鮮で、丸みのある、いきいきとした酸はとても伸びやかで、シャキッとしており、土壌由来のミネラル豊かで美しくクリーンな味わい。

高い自然の酸と厚い果皮がこのじめじめした気候の病害に強く、しっかりと熟します。
このコーラル ド マール リアスバイシャスの南、大陸側に畑が位置し、
気温も高く、しっかりとブドウが熟し白桃などの芳醇な風味と甘味、ミネラル分も多く(エチケットの貝殻はミネラル分を目視できますね)、優雅なボディ
があり、輪郭づける線となる酸味が心地よさを感じます。

良質で高級品種でもあるこのワイン、なかなか G500(550)では飲めないと思います。

vivoならではのこの価格、希少なワインをぜひ堪能していただければ

次回もスペインのお話続きます。










vivo daily stand 全店では毎月15日を軸に全店舗共通のワインのラインナップを入れ替えています。
今、販売中の人気商品をご紹介します。

本日は
Benvingut!/ベンビングット! G500(550)/B3000(3300)

スペイン/メルロ―

カタルーニャ語で「ようこそ!」の意味
明るい味わいが名前から想像できます。


濃いブラックチェリーの外観。熟した果実、特にブルーベリーを思わせる香りに爽やかなハーブのニュアンス。
シルキーでまろやかな口当たりだが後にしっかりとタンニンを感じる。非常にドライで、ほんのり樽熟成由来のボリュームが感じられるワインです。

生産地はD.O.ペネデス:スペイン北東部、フランスとの国境付近にあるカタルーニャ州の代表する原産地呼称。カバの生産のほとんどがこのD.O.ペネデス内です。ローマ時代に既にワイン生産が活発で主要道路がバロセロナからペネデスを通っているため、今も昔もワインの製造・流通が活況です。



地中海性気候:昼夜の寒暖差は少なく、大陸性気候に比べブドウの成熟が早く、収穫も早くなります。爽やかなハーブのニュアンスは早熟感とリンクし、ボディをかたどる酸ともつながります。
また土壌は石の多い粘土石灰質、沖積土など非常に元気なブドウができます。
明るくキレのあるワインも想像できます。

 醸造はステンレスタンク発酵後マロラクティック発酵、300Lのフレンチオーク樽にて4か月熟成
バランス良く酸味をやわらげ、最初の一口から美味しい‼と思っていただける味わいです。

「ベンビングット!下さい!!」と言いたくなるワイン

各店にて販売中です。

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