【EL Berrakin/ エル ベラキン】 Spain/スペイン Castilla y Leon/カスティーリャ イ レオン
Garnacha/ガルナッチャ(98%) Chelva/チェルバ(2%)
G500(550)/B3000(3300)
スペイン屈指のナチュールワインを手掛けるダニエル・ラモス・エステバンが造り上げたモダンテイストワイン、スペイン本土でも有数の標高を誇るグレドス山脈で自生する古いガルナッチャの樹から造られる、昔ながらの味わいを現代のトレンドにそったテイストに仕上げたスペインワインです。
スペイン内陸、首都マドリッドの北西に位置したこの地域、スペインでも標高が高い台地で乾燥し、昼夜や夏と冬の寒暖差、強い日差し、乾燥した台地がブドウに強い影響をもたらし、産出されるワインはパワフルで深みのある印象があります。
今回ご紹介するエル ベラキンはこのしっかりとしたこの台地に育ったガルナッチャを手済みで収穫、しっかりと選果、良い葡萄だけを軽めのマセラシオン(醸し、果皮や種、梗などと果汁を接触させること、果皮の色素や香り成分、種由来の渋みやタンニンを抽出する事)でベリーの香りと優しい色合いの抽出。爽やかな酸味が冷涼感を感じさせてくれます、パワフルなつくりをエレガントでスムースなテイストにしている味わいに現代のトレンドとリンクすると私は感じます。
ミディアムボディのナチュラルワイン。
香りからも強い日差しを感じさせる、陽気で明るめな赤い熟したベリーをより華やかな花、そして、しっかりとした果実の色合いを安定させる役割のチェルバはさらにこのガルナッチャを引き立ててくれます。
一つの台木にガルナッチャとチェルバを挿し木される事もこの地域としてはよくある風景です。
ニュートラルな味わいとアロマの土着品種【チェルバ】は数%でもガルナッチャの安定と広がりを助けてくれます。
赤と白の共演、とれもエレガントでおいしいです。
Berrakin:トルコ語でクリアという意 ネーミングからもこのワインのテイストを表現しています。
さだかではありませんが、イラストのイノシシもこのおいしい葡萄をほおばりに来るよとのイメージととらえます。
ナチュラルでエレガントなスペイン ぜひご賞味を
各店にて順次ご提供中です。
松尾
イノシシではないですが、豚肩ロースを塩コショウ、そしてパプリカ
このパプリカがシンプルな料理にアクセントをつけてくれます。
素材としてのパプリカはジュージーさと特有の青さ、パウダーはコクと旨味といぶしたようなフレーバーが感じられ、
今回はこのパウダーを使用、香味野菜とワイン、塩コショウにつくりおいた、ガーリックオイル、そしてパプリカでマリネ
通常、マリネ後、表面に軽い焼き色をフライパンなどでつけますが、このパプリカ、結構焦げ付きやすく、
高温のオーブンでさっと表面を焼き締める要領で風味をのせました。
オーブンから取り出し、つけ汁と野菜とトマトと共に煮込んでいきます。
フライパンなどで表面を焼き固めるよりずっと素材が柔らかく風味もあり優しく仕上がります。
シンプルで柔らかい味わいにトマトとワインの酸、パプリカのコクと風味がとても良いです。
このパプリカを使用した料理、この地域ではよくあり、
エル ベラキンの明るさとフレッシュさシルキーな飲み口とパプリカの旨味はよくあいます。
また、現在ご提供中の牛トリッパのトマト煮込みやラグーソースのリガトーニ
など、旨味とトマトのデリもおすすめです。
それでは