
【MOSHI MOSHI /モシモシ】
France/フランス Alsace /アルザス
Pinot Blanc/ ピノ ブラン(60%) Riesling/リースリング(20%) Pinot Gris /ピノグリ(15%) Gewurztraminer/ゲヴェルツトラミネ―ル(5%)
「モシモシ」は和食とのペアリングをイメージして造られたワイン。
フランスでは日本のアニメは有名で、アニメ調和食の絵のラベルがフランス人が思い描く日本のイメージ。
「MOSHI MOSHI」という語呂が日本っぽいという事で名づけられましたアルザスの高貴品種を親しみやすくリリースする生産者の意図がワインに込められています。
緑がかった淡い黄色の色調で、フレッシュで繊細そしてフルーティ。
冷涼な地域特有のリンゴのすっとしたニュアンス、生産地はアルザスのヴォージュを望む平地で果実はしっかりと熟し、桃などの有核の果実もバランスよく感じ、花のようなニュアンスも。心地よい柔らかさときれいな飲み口に必要な中程度の酸味を持ち、
アルザスワイン品種のバランスを良いとこ取りしたようなエーデルツヴィッカーとなっています。
エーデルツヴィッカー(Edelzwicker):
エーデルツ=高貴な ヴィッカー=ブレンド の意で
エーデルツヴィッカーとはアルザス地方で生産されている白で、いくつもの品種をブレンドすることが認められています。
複数品種を混ぜて醸造(混醸)でも、単一品種を醸造したワインをブレンドする場合もあります。
生産者はカジュアルなラインとしてこのエーデルツヴィッカーを造っていて、その造り手の特色が色濃く演出されたワインとなります。
このMOSHIMOSHIのブレンドは
リースリングのすっとしたフレッシュさ
ピノ グリが全体ストラクチャー(骨格)
ゲヴェルツが地域特有のスパイシーさを
バランスよくとても心地よい”エーデルツヴィッカー”を体感してもらえれば
各店にて
順次販売となります。
是非 ご賞味を!
エチケットも少し クスっとしますね ′∀`)、フランスからみた日本、面白いですね
松尾
和食とワイン、
日本は昔からフランスなどの大陸と違い、水が豊富に身近にあり
保存などの意味をなす、酸味は必要とされていなく、明治初期に日本でワイン造りが始まった当初はこの酸味のあるワインはまったく売れなかったといいます。
日本酒などを思い描いていただくとわかりやすいと思いますが、酸味より甘味や旨味に特徴を感じるのではないでしょうか?
世界各国の文化や食事が浸透した現在では、この酸味も受け入れられ、我々には特に違和感はなくなったと思います。
そんな酸味文化と和食、特に酢をつかったお寿司などはペアリングとしてはとても分かりやすく、なじむと思います。

今回は手毬寿司を作ってみました。
白米に酢と柔らかい甘さのキビ砂糖、ミリン少し少な目で、ガリや沢庵をみじん切りにしてゴマを加え、食感あるシャリにして
あとはお好みのネタをトッピングスーパーなどで売っている手巻き用のネタ中心で
甘味、旨味の定義とガリを効かせた酸味
今回ご紹介したMOSHIMOSHIと良いペアリングとなりそうです。
アルザスのワインは華やかな香りも特徴ですが、このMOSHIMOSHIは少し控えめな香りとボリューム感、しっかり寄り添ってくれます。

vivoのデリでは野菜料理はもちろんですが、

【豚足と豚耳・舌のゼリー寄せ】
の旨味とピクルス、ケッパーマスタードのきいた、グリビッシュソースともよいマリアージュを感じると思います。
それでは