vivo daily standソムリエのワインブログ

東京23区内で展開するバルチェーンvivo daily standのソムリエ資格保有者による、ワインの紹介、ソムリエ対策に関するブログです。

カテゴリ:ワイン紹介 > 白ワイン

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MOSHI MOSHI /モシモシ】
France/フランス   Alsace /アルザス 
Pinot Blanc/ ピノ ブラン(60%) Riesling/リースリング(20%) Pinot Gris /ピノグリ(15%) Gewurztraminer/ゲヴェルツトラミネ―ル(5%)

「モシモシ」は和食とのペアリングをイメージして造られたワイン。
フランスでは日本のアニメは有名で、アニメ調和食の絵のラベルがフランス人が思い描く日本のイメージ。
「MOSHI MOSHI」という語呂が日本っぽいという事で名づけられましたアルザスの高貴品種を親しみやすくリリースする生産者の意図がワインに込められています。

緑がかった淡い黄色の色調で、フレッシュで繊細そしてフルーティ。
冷涼な地域特有のリンゴのすっとしたニュアンス、生産地はアルザスのヴォージュを望む平地で果実はしっかりと熟し、桃などの有核の果実もバランスよく感じ、花のようなニュアンスも。心地よい柔らかさときれいな飲み口に必要な中程度の酸味を持ち、
アルザスワイン品種のバランスを良いとこ取りしたようなエーデルツヴィッカーとなっています。
エーデルツヴィッカー(Edelzwicker):
エーデルツ=高貴な  ヴィッカー=ブレンド の意で

エーデルツヴィッカーとはアルザス地方で生産されている白で、いくつもの品種をブレンドすることが認められています

複数品種を混ぜて醸造(混醸)でも、単一品種を醸造したワインをブレンドする場合もあります。

生産者はカジュアルなラインとしてこのエーデルツヴィッカーを造っていて、その造り手の特色が色濃く演出されたワインとなります。

このMOSHIMOSHIのブレンドは 

ピノ・ブランがワインにボディをあたえ
リースリングのすっとしたフレッシュさ
ピノ グリが全体ストラクチャー(骨格)
ゲヴェルツが地域特有のスパイシーさを

バランスよくとても心地よい”エーデルツヴィッカー”を体感してもらえれば

各店にて
順次販売となります。

是非 ご賞味を!

エチケットも少し クスっとしますね ′∀`)、フランスからみた日本、面白いですね




松尾










































和食とワイン、
日本は昔からフランスなどの大陸と違い、水が豊富に身近にあり
保存などの意味をなす、酸味は必要とされていなく、明治初期に日本でワイン造りが始まった当初はこの酸味のあるワインはまったく売れなかったといいます。

日本酒などを思い描いていただくとわかりやすいと思いますが、酸味より甘味や旨味に特徴を感じるのではないでしょうか?

世界各国の文化や食事が浸透した現在では、この酸味も受け入れられ、我々には特に違和感はなくなったと思います。

そんな酸味文化と和食、特に酢をつかったお寿司などはペアリングとしてはとても分かりやすく、なじむと思います。

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今回は手毬寿司を作ってみました。
白米に酢と柔らかい甘さのキビ砂糖、ミリン少し少な目で、ガリや沢庵をみじん切りにしてゴマを加え、食感あるシャリにして
あとはお好みのネタをトッピングスーパーなどで売っている手巻き用のネタ中心で

甘味、旨味の定義とガリを効かせた酸味

今回ご紹介したMOSHIMOSHIと良いペアリングとなりそうです。
アルザスのワインは華やかな香りも特徴ですが、このMOSHIMOSHIは少し控えめな香りとボリューム感、しっかり寄り添ってくれます。

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vivoのデリでは野菜料理はもちろんですが、
豚足と豚耳・舌のゼリー寄せ

【豚足と豚耳・舌のゼリー寄せ】
の旨味とピクルス、ケッパーマスタードのきいた、グリビッシュソースともよいマリアージュを感じると思います。



それでは





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こんにちは、小竹向原店の大堀です。ここで書くの久々です。写真のワインたちは2021年12月小竹向原店で飲めます。

左から1番目
ワイン名称:ウィスパーリングツリー(アメリカ)
外観:黄色の色調が多い、光沢と粘性がある
香り:リンゴの蜜やハチミツ、熟した洋梨の香り
味わい:香りの印象よりもシャープな酸味、軽やかな口当たり
ペアリング:ヴィネガーベースのドレッシングを使用したサラダなどの軽食に最適

左から2番目
ワイン名称:マウンテンビュー(南アフリカ)
外観:それほど色調は強くはないが、透き通っている、クリーン
香り:ローストアーモンド、パイナップル、かすかにバニラ
味わい:アタックはフルーティな印象が強い、中盤からラストにかけての苦味が良いバランス
ペアリング:オーブン〜グリル系、素材に焼き色をつけた料理が良い

左から3番目
ワイン名称:コート シャロネーズ(フランス)
外観:淡いシャンパンゴールド
香り:控えめ、レモン、グレープフルーツ
味わい:主にグレープフルーツの苦味とミネラルで構成された味わい、ほのかに樽感(ロースト)
ペアリング:魚介のムニエルや香草パン粉焼きなど、魚介類のメインや魚前菜で本領発揮

左から4番目
ワイン名称:アデュレーション(アメリカ)
外観:濃いゴールド
香り:バニラ、ウッディ、トロピカルフルーツ
味わい:樽感(木のような、苦味、バニラ)を土台に主張が強い濃い果実味
ペアリング:クリーミーなグラタン、バターやチーズをたっぷり使用した濃厚な料理

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こんにちは、小竹向原店店長の大堀です。

さあ、あっという間に夏も終わりだけど!スカッと白ワインでスッキリしましょう!


以下、3品種の例をお伝えしまーす!
ビーボでは全店舗様々なジャンルのグラスワインを常時取り揃えております!


○シャルドネ

フランス ブルゴーニュ地方原産の代表的な白ワイン用ぶどう品種。産地、気候の違いで様々な味わいを持つ。個性がないことが個性。

こいつはある意味、誰にでも優しく、押しに弱いやつだと思ってる。場所によってコロコロと味と容姿を変え、誰にでも好かれようとする。

忘れた頃に、ばったり出くわしたとき「あなた、今度はこういうタイプに染まってしまったのね」と毎度感慨深く思う。



○リースリング

ドイツを代表する白ワイン用ぶどう品種。酸味が生命線、上質な香りを持ち、爽やかな辛口〜とろり甘口と二面性を持ちます。 サディズムとマゾヒズム、厳しさと優しさを兼ね備えるプライドが高い子。

今日の自分が何を欲しているのか、正直になれるやつ。どちらにしても、どのシチュエーションでも男女ともにモテる癒やし系ではある。



○ソーヴィニヨン・ブラン

主にフランスで栽培されている白ワイン用ぶどう品種。ニュージランドはこの品種で大成功。

とにかく、爽快なハーブやグレープフルーツのようなフレッシュ感が魅力的。 元気印の子。カジュアルにいきたい、気分転換したい、元気をもらいたい。気軽に誘えてなんでも相談できるお友達。

一生友達以上にはなれないベストフレンド。



○【北イタリア】や【ポルトガル】の土着品種

この辺は日常的に飲めるさっぱりがぶがぶ系ワインが多い印象。知り合い程度の距離感が一番美味しいぶどうたち。


いかがでしたか。 人によってぶどう品種それぞれの印象があると思います。

味わいだけでなく、少しちがった視点でワインを考えて好みを見つけていくのも楽しいもんです。 暑いときは白ワインが美味しく楽しいのだ!

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