こんにちは

松尾です。

子供のころ家の近所に駄菓子屋があり、お小遣いをジャンクなお菓子にかなり費やし、家もほぼかぎっ子だったので、私はジャンクな食材で育ったといっても過言ではないと思います。

そんなジャンクな私の社会人のスタートはホテルでした。
地元のホテルに調理として就職、約5年そこで調理の修行をしました。
当時のホテルはまだまだソースやフォン(フレンチの言うだし汁などですかね)をすべて手作りで仕込んでいました。

ブイヨンから始まり、ヒュメ(魚のだし汁)、フレンチの定番のフォン ド  ヴォーやデミグラスなど一通り実際造ることに携われた事は現代の業界ではほぼない事でとても貴重な体験だったと思います。
 
実際、多くの人手と労力、費用と時間をかけたこのソースやフォンはとても美味しく、ジャンクフードまみれの私にはただただ感激の美味しさでした。(労力を見ているからか、いまだに忘れられない思い出ですね)

現代は基本となるベースはほぼ既製品で手に入り、ある程度のコストはカットでき、少人数で作業を行えて非常に安定でもちろん美味しいし、完成度も高いと思います。
それはそれで美味しい!

でも、やはり当時すべて手作りで造った味は忘れられず、美味しかった、、

vivo店頭に立っているとたまにオーガニックやビオのワインのお話になります。
「やっぱりオーガニックやビオっていいですよね、美味しいですよね」なんてお話です。
確かに美味しい、個人的に体にすっと入って細胞の隅々まできれいに美味しさが伝わるようで、二日酔いにもなりにくそうな気がしますね (´▽`) 
なかには本当に感動的な味わいのものもありますね。

オーガニックやビオ、その他のワイン

私はいつもそのお話になると当時の手作りのあるソースの味わいを思い出します。

そう、マヨネーズです。

皆さんはマヨネーズの味って何を想像されますか?

私もそうですが、市販のマヨネーズですよね。(多分、、)
万能で美味しい、マヨネーズと言えばスーパーの店頭に置いてあるあのチューブのやつ

原材料は卵、酢、塩、油、以上。

実際手作りで造ってみると実にシンプルであのマヨネーズとは似ても似つかない味、完全に物足りない味わいですが、実はシンプルで味わい深さを感じます。(綺麗で、美味しい、体にすっとなじむ)

生の卵を使用しているので、常温で保管なんてまず無理です、すぐ腐ってしまいます。

スーパーに並んでいるマヨネーズは常温で保管されてますよね、状態変化の起こらない何かが、含まれているのです。旨味などの美味しさも強烈にふくまれています。

でも、とても美味しいですよね、添加物、、なんて忘れるぐらいに、、

ジャンクフード育ちの私にはある意味なじみ深く、現代的でむしろ好きな味わい




ワインもオーガニックやビオは手作り感、状態変化を押さえる添加物もその前の土壌ですら自然な状態をキープして作られていて本来の”ワイン”の味わいを味わえます。
(綺麗で美味しい、体にすっとなじみますね。)

一方その他のワインはスーパーのマヨネーズと一緒で、状態変化の起こらないなにか、味わいを助長する成分もはいっています。
聞こえは良くないかもしれませんが、
ある意味現代の私達にはこちらの方が受け入れられる味わいではないかと思います。
単純に美味しい。。
現代風に感動的なあじわいもあります。


オーガニックやビオの美味しさ、その他のワインの美味しさ、どちらも私にとっては正解だと思います。

いろいろあっていいと思います。
vivoではもちろんオーガニックやビオもリストにはいっている時があります。

特にそこには固執しなく、皆さんに気軽に飲んで頂き、いろいろ経験してもらえるといいなと思いながらワインを選んでいます。

オーガニックやビオ、その他のワインすべて美味しいと思っていただけると嬉しいです。

自然派と現代の味わい、どちらも正解なので、、

是非、vivoのワイン、味わってください。

美味しいよ (´▽`)