こんにちは
サッカーは完全なる”にわか”ですが、アルゼンチン勝ち進んでますね。メッシも最後?の大会なのかもしれませんね。
スーパースターは素人が見てもやはりすごい!
という事で、本日はアルゼンチンのワインのご紹介です。

【Don David /ドン ダビ】 Argentine/アルゼンチン Torrontes /トロンテス G500(550)B3000(3300)
アルゼンチンのワインといえば、マルベックとトロンテスといわれるぐらい地域性を感じる品種です。
【トロンテス】
マスカットやピーチ、シトラス、バラの高く華やかな香りが特徴、飲み口、メロンなどのウリ系の味わいが多い品種です。
この香り、ブドウが熟すと糖度が増し、香りの成分も華やかにそして複雑味を感じてきます。
熟した甘い果実って甘味な味わいが想像できますよね。
果実が熟すと、比例して酸味がなくなります。
青い果実は酸っぱいというイメージを想像していただければ、
なのでこのアロマティックな品種は完熟感があり酸味があまり感じられなく、液体もとろっとしたニュアンスが感じられるのが一般的。
しかしながら、酸味は、ワインのストラクチャーを象るうえで重要なファクターです。
しっかりと熟して、アロマティックにそして、全体を絞めて象る酸味。
温暖な気候の地域だと、ふくらみを持ったボリュームを感じる、有核果実(ももや、洋ナシなど)のニュアンスが前面にでてきます。
これはこれでおいしいですが、
このドンダビは標高の高さで酸味を残す手法を取っています。
標高の高さからくる、寒暖差や日差しを利用し、果実が熟すスピードを抑え、ゆっくりとそして、酸味を残しながら収穫できます。
また、アンデスを超えた、ドライな冷たい風と灌漑をしないといけないぐらい乾燥した土地は果実を濃縮させ、しっかりとした味わいにつながります。
注いだ瞬間、バラの花束のような華やかな香りがグラスからあふれ出します。オレンジのような果実のニュアンスとともに、トロンテスらしいアロマティックな香りが最大の魅力です。香りだけだと甘いワインを想像するかもしれませんが、味わいはドライ。柑橘のような爽やかな後味が続きます。
とてもバランスがとれたトロンテス。酸味の恩恵で飲み人を選ばない上質なワインになっています。
華やかですっきりとした味わい。是非アルゼンチンを体感したいただければ。
各店で順次販売です。
松尾

味わいを絞める柑橘系の味わい。
今回は12月という事でローストチキンを造ってみました。
知人を招待して、早めのクリスマスといったところでしょうか、
丸鶏にニンニク、塩、胡椒、オリーブオイル、少しのハーブ(今回はドライのローズマリー、タイム)そして、レモン、レモンの果汁をしっかりとふりかけ、絞った皮をおなかの中に、
シンプルにオーブンで焼き上げました。
焼いた後にでた旨味をジャガイモを加えさらにロースト。
サラダはフランボワーズのビネガーベースの少し甘酸っぱい味わいに、
全体的に酸味を意識した。味付けです。
いつも見ている、イギリス人のYouTubeでつくっていたのを参考に作ってみました。
グレービーソースとレモンの酸味が味わいをしっかりと象ってくれます
このドンダビ、きっとこういった味わいにあうとおもいます。

vivoでは現在オンリストの
【スモークサーモンのタルタル】
スモークサーモンの塩味とケッパ―、粒マスタードの酸味、ディルのさわやかさ。
添えてあるパンドカンパーニュのほのかな酸味はドンダビと互いを引き立ててくれると思います。
是非香りと酸味のマリアージュ、おためしください。

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